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打席に入る東川慎三塁手=2025年5月26日、ダイム伊勢、本井宏人撮影
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(26日、第72回春季東海地区高校野球大会準決勝 三重8―5岐阜城北)

 三重の東川慎三塁手(3年)が3安打3打点と活躍した。四回は二、三塁から、逆転打となる2点適時打。追いつかれた後の六回には、勝ち越し適時打の早川蓮太郎二塁手(3年)に続き、貴重な追加点となる適時三塁打を放った。

 いずれも、2死で打席に入り、スライダーや速球を左翼へ引っ張った。「会心の当たり。相手の球がよく見えている」

 5番や7番が多かった打順は、県大会決勝から3番に定着した。1回戦の聖隷クリストファー(静岡)戦でも、0―2だった六回に反撃のきっかけとなる適時二塁打を放った。2番打者の早川選手とともに好調さを維持し、チームの得点源になっている。

 チームの決勝進出は、優勝した2014年以来。この年、三重は夏の甲子園で準優勝した。「2戦続けて先制されたが、打線がよく巻き返した。後は投手力が課題」と沖田展男監督。東川選手は「県大会決勝で津田学園を打ち崩せなかった悔しさを晴らしたい」と、健闘を誓った。

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